


7.実行計画の作成(週間サービス計画表、日課計画表、サービス利用票/別表等の作成)
(1)「週間サービス計画表」及び「日課計画表」の作成
●利用者に説明する場合に、最も分かりやすい資料です。
●また、居宅サービスの場合にサービス利用票の基本となる週間サービスはとても重要なものです。
●さらに、週間だけでなく、必要によって以下のスケジュール表を作成すると便利です。
●なお、年間スケジュール表は、要介護認定や長期・短期目標の管理に活用できると思います。
@日課スケジュール表(「日課計画表」)
A週間スケジュール表(「週間サービス計画表」)
B月間スケジュール表(「サービス利用表/別表」)
C年間スケジュール表
(2)「サービス利用票/別表」の内容と記入のポイント
●「サービス利用票/別表」を作成し、利用者に説明と同意を受ける場合、細心の注意と工夫をしてください。
●ほとんどの利用者は、介護保険制度の仕組みや、サービスコードといった費用体系を理解できていませんので、説明用の資料を作成する等の配慮が必要です。
●また、要介護認定の区分(新規・更新・変更)の確認には注意を要します。
(3)実費負担分も含めた利用者の正確な負担額の計算
●利用者の正確な負担額については、前述のように標準的な「サービス利用票/別表」だけでは計算できません。
●以下の、いわゆる「足し算、引き算」が必要になりますし、償還払いが発生する場合もあります。
●したがって、介護サービスを利用するにあたって、利用者に分かりやすく説明するのもケアプランを作成する介護支援専門員の役割となります。
<利用者の負担>※「足し算分」
@介護保険対象分の利用者負担
A介護保険対象外の利用者負担
B食材料費等の実費負担
<給付・減免・減額等>※「引き算分」
@介護保険の給付
A介護保険優先公費の給付
B高額介護サービス費の適用
C社会福祉法人の減免
Dその他の利用者負担軽減措置

