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<はじめに>

「介護サービス計画書(2)」の記入が難しくて困っていませんか。

課題分析(アセスメント)の各方式を行っても、実際に文章を記入するのは難しいものです。

そこで、「介護サービス計画書(2)」の具体的な記入例を紹介します。

ここで紹介する記入例は、あくまでも例ですから、参考にして個別の内容や文章にしてください。

つまり、「考えるヒント」として参考にしてください。

そのため、文章は基本的に短い文章、「箇条書き」スタイルとなっています。

紹介する内容(項目)については、随時公開して行く予定です。

以下の項目(1〜3)をクリックすると、その内容が表示されます。





1.「生活全般の解決すべき課題(ニーズ)」の記入文例
「介護サービス計画書(2)」の中でも特に記入が難しい項目です。

実際、あの膨大な課題分析(アセスメント)から特定された「ニーズ」を記入するところですから。

最優先項目は「利用者の意向」と「医療(健康)面」です。

また、「解決」と「目標達成」、そして「評価」できる内容かどうかがポイントになります。

つまり、「加齢に伴う全身機能低下」等では「解決」も「目標の設定や達成」もできません。

機能低下によってADLの具体的に「何が」できないのか。

何をケアすればよいのか。どうなればよいのか。達成(解決)できるレベルや内容は何か。

そえらを考えることが必要で、それらを考えるヒントにこの記入例をお使いください。


2.「援助目標」(長期目標・短期目標)の記入文例
基本的には個々の解決すべき課題に対応して記入します。

しかし、内容によっては複数の課題に対応する場合もあります。

その反対に、1つの課題に複数の援助目標が対応する場合もあります。

記入のポイントとしては、援助の「目的」ではなく「目標」(ゴール)としてください。

つまり、援助のゴールであり、解決(到達)できる具体的内容である必要があります。

そうしないと、いつまでたってもゴール(解決)できないということになります。


3.「サービス内容」の記入文例
援助目標(短期目標)を達成する方法としての「サービス内容」を記入します。

誰が見ても分かりやすく、具体的な内容を簡潔に記入します。

単に訪問介護等の介護サービスの種類だけを羅列するものではありません。

また、利用者の生活全体の支援として、家族やインフォーマルなサービスも記入します。

さらに、既に利用されている介護サービス等についても必要に応じて記入します。

なお、記入の方法やポイント等については、「ケアプラン専門講座」で公開して行く予定です。